ブライトン、三笘らベンチスタートでの6発大勝に海外記者が冗談 「今夏の退団に頭を悩ます必要はない」

三笘薫は後半途中から出場で存在感【写真:Getty Images】
三笘薫は後半途中から出場で存在感【写真:Getty Images】

ブライトンはウォルバーハンプトン相手に6-0の大勝

 イングランド1部ブライトンは、現地時間4月29日に行われたプレミアリーグ第34節のウォルバーハンプトン戦で6-0と大勝を収めた。日本代表MF三笘薫は後半10分から途中出場。海外記者は、三笘を筆頭に主力勢を温存したうえでの圧勝劇に、「今夏の退団に頭を悩ます必要はない」と冗談交じりに述べている。

 今季プレミアリーグで7ゴール4アシストをマークしている三笘だが、過密日程の中でフル出場が続いていたことを考慮されてか、ウォルバーハンプトン戦では16試合ぶりにベンチスタート。また、三笘と同じくブライトンで主力の座に定着しているアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、エクアドル代表MFモイセス・カイセドも先発から外れることになった。

 主力勢を温存させたなかでも、ブライトンは怒涛のゴールラッシュを見せる。前半6分、MFデニズ・ウンダフが先制点を奪うと、同13分、26分にMFパスカル・グロスがネットを揺らす。さらに前半39分、後半3分にはFWダニー・ウェルベックがゴールを記録。5得点のリードを得た同10分に三笘が投入されると、同21分に三笘が相手GKへのプレッシャーをかけたプレーからウンダフの2得点目を演出した。持ち味のドリブル突破も限られた時間で幾度となく見せつけた。

 試合は6-0でブライトンが勝利。三笘、マック・アリスター、カイセドをベンチスタートにしたうえでの圧勝劇に、英メディア「The Athletic」で記者を務めるアンディ・ネイラー氏は公式ツイッターで「おそらく、カイセドとアリスター、おそらく三笘に関しても、今夏の退団に頭を悩ます必要はない。開始26分で3-0のスコアにできるのだからね。もちろん、冗談さ!」と投稿している。

 三笘、マック・アリスター、カイセドには今夏での移籍の可能性が取り沙汰されており、仮に退団となればチームにとって大きな打撃になるのは避けられないが、それでも新たに台頭してくる選手が即座に出てくることこそが、ブライトンの最大の強みと言っても差し支えないだろう。

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