森保監督が上田綺世らのゴール記録更新を歓迎 「新しい景色を見せてくれている」
セルクル・ブルージュ上田はリーグ戦で18得点をマーク
欧州視察を行っている日本代表の森保一監督が4月26日、オンライン対応を実施。ベルギー1部セルクル・ブルージュのFW上田綺世ら日本人選手が、欧州リーグでゴール記録を塗り替えている現状を喜んだ。
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4月14日に出国した森保監督は約1か月にわたって欧州視察を行い、アジアカップの抽選会に出席して5月12日に帰国する予定となっている。
これまでフランクフルト対ボルシアMG、デュッセルドルフ対ダルムシュタット、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン・ミュンヘン対マンチェスター・シティ、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のスポルティング対ユベントス、FAカップのブライトン対マンチェスター・ユナイテッド、グラスホッパー対ヤングボーイズの計6試合を視察した森保監督。上田がベルギーリーグで18得点を挙げて日本人選手の記録を塗り替えたほか、イングランド1部ブライトンのMF三笘薫、スペイン1部レアル・ソシエダのMF久保建英、スコットランド1部セルティックのFW古橋亨梧がそれぞれゴールでも結果を残していることについて、「素晴らしいことだなと思います」と感想を述べた。
「本人たちが高い志を持って努力し続けていることが結果になったことが素晴らしいなと思います。彼らはどんどん日本にとっての、日本人にとっての新しい景色を見せてくれているなという思いで、すごく嬉しいですし、彼らを見させてもらっている人間として、誇らしく思っています。同時に日本のサッカーの発展、真価が、その結果にもつながっているのかなと思います。彼らの努力なくしてこの結果はないですし、彼らの個人の素晴らしさがあるのも間違いないと思いますが、日本のサッカーが積み上げてきたものが、選手を世界の舞台でも活躍できるようにというところにつなげているかなと思います。日本サッカー全体の育成であったり、いろんな普及からの環境があったり、Jリーグが30年というところで、急速に成長している証ではないかなと思います」
選手の努力はもちろん、これまで日本サッカーが地道に積み上げてきたものの結果だと森保監督は説いていた。