シティの選手としてFA杯準決勝で初のハットトリック達成

　イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間4月22日、FAカップ準決勝で同2部シェフィールド・ユナイテッドと対戦し、3-0で勝利した。この試合でアルジェリア代表FWリヤド・マフレズがハットトリックで勝利に貢献したなか、英紙「ガーディアン」では、「歴史的なハットトリック」「最も影響力のある選手の一人」と絶賛している。

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　右ウイングでスタメン出場したマフレズは前半43分、ポルトガル代表MFベルナルド・シウバが獲得したPKで先制ゴールを決めた。後半16分にはピッチ中央でボールを奪いそのままゴール前にドリブルで侵入すると、相手DFを翻弄し追加点をマーク。同24分には、左サイドを突破したイングランドMFジャック・グリーリッシュのクロスに左足ダイレクトで合わせてハットトリックを達成した。

　ハットトリックでFA杯決勝進出の立役者となったマフレズに対して現地では絶賛の声が多く寄せられており、「ガーディアン」紙では、「歴史的なハットトリック」と見出しを打ち注目した。

　また、同紙ではシティ移籍後のマフレズが抱えた苦悩についても触れ、「アルジェリア人はペップ・グアルディオラにとって最も影響力のある選手の一人に成長した」と、在籍5年目のウインガーの成長に目を向けた。

　そして、英紙「テレグラフ」でも「3冠の夢を継続」と見出しを打ち、マフレズに注目。「技巧派選手として彼らを打ちのめした」と、圧巻のパフォ―マスを称賛した。

　シティはプレミアリーグでは首位アーセナルと5ポイント差にまで迫っており、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）でもベスト4まで勝ち上がっている。試合数が他クラブよりも多く、選手の疲労やコンディションも気にされがちだが、不安を払しょくするようなプレーで勝利を重ねている。