去就注目、古橋亨梧の放出は「大打撃」 元スコットランドFWが今夏の市場を予想「大金を積んできたら断るのは難しい」
得点ランク首位の古橋に世界が関心
スコットランド1部セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧は、今夏の動向が大きな注目を集めている。かつてハイバーニアンで活躍したFWタム・マクマナス氏は、28歳が離れることは、セルティックにとって大打撃になると自身の見解を語っている。英メディア「Football Insider」が報じている。
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決定力の高いストライカーは、世界中のクラブから関心を持たれている。現在スコティッシュ・プレミアシップで23ゴールを挙げており、得点ランクのトップに立つ古橋には、プレミアリーグやセリエAのクラブからの関心が報じられており、その去就が注目される。
「プレミアリーグでのプレーを夢見ている」という報道もある古橋だが、マクマナス氏は古橋の放出はチームにとっても痛手になることはもちろん、古橋自身もしっかり考えなければいけないと語った。
イングランド1部クリスタル・パレスは1500万ポンド(約25億円)を支払うことで、古橋を獲得できると考えられている。マクマナス氏は2021年夏にセルティックからクリスタル・パレスへ移籍したフランス人FWオドソンヌ・エドゥアールの例を振り返り、すべては金次第になる可能性を指摘した。
「古橋亨梧を失うことは、セルティックにとって大打撃になるだろう。私はセルティックからクリスタル・パレスへの移籍は金次第だと考えている。エドゥアルドの例が、それを示している。彼もパレスへ移籍したが、正直なところあまりうまくいっていない。だが、彼は3倍以上の金額を得ている。キョウゴは28歳であり、移籍をするとしたら今しかない。あとは彼がお金に動かされるかどうかだろう。セルティックに残った方が多くの勝利は得られる。だが、プレミアリーグのクラブが大金を積んできたら、断るのが難しいことは理解できる。でも、彼は突出した選手で、偉大な得点者だ」
マクマナス氏は、どちらの選択にも理解を示しているが、古橋の夏の移籍市場での決断は、彼がどんなキャリアを歩みたいかを示すものになるのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)