日韓戦“噂”浮上も…「日本と戦う理由ない」 韓国指摘「望むのはアルゼンチンだ」

ベストメンバーでの日韓戦が実現する可能性は?【写真:ロイター】
ベストメンバーでの日韓戦が実現する可能性は?【写真:ロイター】

一部報道で浮上した日韓戦の実現有無に韓国メディアが見解

 森保ジャパンが6月に行う国際Aマッチで日韓戦の実施プランが一部報道で浮上した。一方、KFA(大韓サッカー協会)関係者はこれに否定的な見解を示したなか、韓国メディアは同国代表チームの立場を踏まえながら、実現性の有無に見解を示している。

 森保ジャパンの次回活動は6月に予定され、国内で2試合(15日/豊田、20日/吹田)が組まれる見込み。対戦相手に関して、日本の一部スポーツ紙の報道により韓国が浮上。仮に日韓戦実現となれば、国内組中心の編成だった昨年7月のE-1選手権以来、欧州組を含めたフルメンバーでの実現となると2021年3月以来となる。

 日本での報道を受け、韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」はKFA関係者への電話取材による証言を基に、実現性の有無を報道。同関係者は日本代表のマッチメイク担当者と連絡を取ったことは認めつつ、「公式メール、公文書などを通じて伝えてきた連絡はなかった」といい、あくまで話の流れで浮上したものだとされた。

 これに続くように韓国のインターネットメディア「Daily An」では「協会関係者は『既存計画を変えてまで日本と戦う理由はない』と強調した」として、実現性に関して懐疑的なスタンスで報道。6月の国際Aマッチウィークを韓国内で実施するという当初の計画の下では接点は見出せないとしている。

 韓国メディア「nate」も、KFA関係者の証言から実現性が低いと指摘。「両国(日本と韓国)が6月にホームで戦うことを望む相手は、カタール・ワールドカップ優勝国のアルゼンチンだ。アメリカとオーストラリア、さらにはバングラデシュまでもアルゼンチンを望んでいるため、アルゼンチンが韓国と日本を訪問するかどうかは未知数だ」と綴られるなど、日韓戦の実施に対して否定的な見解が並んでいた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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