近年のW杯とWBC、2大スポーツの現状に言及

　昨年11月のカタール・ワールドカップ（W杯）でサッカーの日本代表が強豪を撃破して世界から脚光を浴びた一方、今年3月の第5回WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）では野球の日本代表が世界一に輝いた。韓国紙「忠清日報」は「最近はサッカーと野球の両方で日本に押されている」と伝えている。

　日本はカタールW杯でベスト16に終わったものの、大会優勝経験を持つドイツ代表やスペイン代表を撃破し、世界にセンセーションを巻き起こした。また、今月3月10日に行われた第5回WBCの1次ラウンドで日本が韓国に13-4と大勝し、そのまま勝ち上がって世界一の座に輝いた。

　記事では「野球とサッカーの2種目が国民の熱狂的な関心を集める国は、韓国と日本がほぼ唯一だ」と文化的な側面に言及。「昨年開催されたカタールW杯では、韓国は運良くベスト16入りしたが、日本に比べると劣るパフォーマンスで国民を苛立たせることがあった。今回のWBCでは、韓国が日本に4対13で惨敗した。日本にいつも感情的に接するが、いざ試合をしてみると呆れた結果が出た」と報じている。

　世界大会での結果に目を向け、「サッカー（W杯）と野球（WBC）の両種目でベスト4入りした国は韓国が唯一で、特別と誇るに値する。しかし、なぜか最近になってサッカーと野球の両方で日本に押されている」と記し、2大スポーツの現状について嘆いていた。