三笘薫、コロンビア戦先制ヘッド弾の「飛ぶタイミング」に元Jリーガー注目 「相手より少し先に…」
昨季限りで現役を引退した元Jリーガーの輪湖直樹氏がツイッターで解説
森保一監督率いる日本代表は3月28日、コロンビア代表とヨドコウ桜スタジアムで国際親善試合を行い、開始早々にMF三笘薫(ブライトン)のゴールで先制するも1-2と逆転負けを喫した。元Jリーガーの輪湖直樹氏は、自身のツイッターで三笘のヘディング弾を解説している。
試合は前半3分、前線でFW町野修斗(湘南ベルマーレ)がボールをキープし、パスを受けたMF守田英正(スポルティング)のクロスからファーサイドから走り込んだ三笘が圧巻のヘディングシュートを決めて日本が先制。しかし前半33分、コロンビアがサイドを崩して最後はFWジョン・ハデル・ドゥランに決められると、後半16分には相手FWラファエル・サントス・ボレに強烈なオーバーヘッド弾を浴びて日本は逆転された。
身長178センチの三笘はゴールシーンで、身長181センチの相手DFダニエル・ムニョスの上からヘディングシュートを決めたが、Jリーガーとして15年間プレーし、昨季限りで現役を引退した輪湖氏が自身のツイッターで解説している。
「三笘選手の飛ぶタイミングは多くの選手が見習える部分! 相手より少し先に飛んで有利なポジション、有利な体勢を取る。相手は飛びづらくなり、対応が難しくなる。それを可能にするために入り方や飛ぶタイミングが重要。飛ぶタイミングが早ければいいってことでもなく、早すぎず、ボールにしっかりヒットできるタイミングでなければいけない。時には相手の身体や飛ぶ力を利用する。クロスが入ってくる時のポジショニングと入り方、そして飛ぶタイミングを工夫すれば小さい選手でも競り勝つ可能性が高まる」
輪湖氏は三笘の“飛びタイミング”の工夫に着目していた。