新生・森保ジャパンの「エリートだ」 異彩を放つ1人に韓国熱視線「日本のベンチに座った」

韓国メディアが注目の選手とは?【写真:徳原隆元】
韓国メディアが注目の選手とは?【写真:徳原隆元】

森保ジャパン初招集のDFバングーナガンデ佳史扶に韓国注目

 第2次森保ジャパンの初陣となった3月のウルグアイ代表(24日/国立競技場)、コロンビア代表(28日/ヨドコウ桜スタジアム)とのキリンチャレンジカップ2連戦で、森保一監督は海外・国内組の26名を招集。初招集が5名含まれたなか、韓国メディアは「特異な名前が目立った」としてメンバーの1人に注目している。

 24日のウルグアイ戦で1-1のドロー決着となった森保ジャパン。そんななか、韓国紙「スポーツ朝鮮」は「日本のベンチに座った黒人選手『カシーフ・バングーナガンデ』とは誰?」と見出しを打ち、「日本の交代要員に含まれる選手の中に、特異な名前が目立った」として1人の選手に脚光を当てている。

 熱視線が注がれたのはA代表初招集となったDFバングーナガンデ佳史扶(FC東京)。ガーナ人の父と日本人の母との間に生まれた21歳のサイドバック(SB)はこれまで各年代別代表にも名を連ねており、2024年のパリ五輪代表候補の1人でもある。世代交代が求められる日本代表守備陣において、左SBの後継者候補として期待が寄せられる1人だ。

 同メディアは「普通の和名とは異なり、肌の色も違っていた。A代表チームに選ばれたのは今回が初めてだが、17歳、18歳、19歳、20歳代表を務めたことのある『エリート』だ」と紹介。第2次森保ジャパンの初陣となった3月シリーズで初招集となり、異彩を放つ存在からとりわけ注目すべき1人として捉えられた。

 記事では「日本代表では、混血選手が活躍することも珍しくない」として、ドイツ系アメリカ人の父と日本人の母を持つGKシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)の名前を挙げながら「バングーナガンデの動向は今後も注視しなければならない」と、韓国にとって警戒すべき1人であることを指摘していた。

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