熱いウルグアイ戦舞台裏 森保監督が「我々のほうが強いよ」「ナイストライ!」と声をかけた瞬間は?

日本代表を率いる森保一監督【写真:徳原隆元】
日本代表を率いる森保一監督【写真:徳原隆元】

「JFATV」が30分超の動画でウルグアイ戦の舞台裏を公開

 森保一監督率いる日本代表は3月24日、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)後初となる国際親善試合でウルグアイ代表と対戦し、1-1の引き分けに終わった。日本サッカー協会(JFA)は公式YouTubeチャンネル「JFATV」で、第2次政権初陣の舞台裏を公開している。

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 カタールW杯ではスーパーサブだったMF三笘薫(ブライトン)を2列目の左サイドでスタメン起用した日本は序盤から果敢にゴールへ迫ったが、前半38分にスペイン1部の強豪レアル・マドリードでプレーする24歳のMFフェデリコ・バルベルデに先制点を奪われた。0-1と劣勢のなか、日本は後半途中からMF伊東純也(スタッド・ランス)、FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)、MF田中碧(デュッセルドルフ)、MF西村拓真(横浜F・マリノス)を次々と投入して反撃に出ると、同30分に右サイドの伊東のクロスからゴール前に走り込んだ西村が合わせて同点弾を流し込んだ。

 JFAは公式YouTubeチャンネル「JFATV」で「6万人の声援を背に 新体制初戦ウルグアイ戦の舞台裏」と題して、入場前のロッカールームの様子や試合後の円陣で森保監督が選手たちにかけた言葉などを、30分38秒の動画にまとめている。

 森保監督は選手入場前のロッカールームで、「みんな厳しい戦いになることをもう一回覚悟してハードワークするよ」「ミスってもいいからどんどん関われ!」「みんなできるよ、我々のほうが強いよ。さあ行こう!」と選手たちを鼓舞していた。また、1-1の引き分けに終わった直後、ピッチ上の円陣ではこのように試合を総括している。

「お疲れ様でした。試合は難しい展開だったけれど、我々がトライしていくうえでも非常に難しい試合になったと思う。みんながビハインドを追ってもバラバラになることなく、しっかりトライして、じゃあ次はどうしたら上手くいくんだろうと考えながらやってくれたところは間違いなく良かった。

 ただ、攻撃にしても守備にしても、今から上げて行かないといけない。今日みたいに粘り強くチャレンジしながら成長すること。今日は勝てなかったので、次の試合はしつかりと勝って終われるように。今日点を取ったのは(途中で)変わった選手。スタート(先発)の選手だけではなくて途中から出た選手たちが試合を決める、試合を締める、試合をコントロールする。いろんなシチュエーションの中で力を発揮する。どちらになってもできるように、また力を合わせてやっていきましょう。ナイストライ!」

 3月28日には南米の強豪コロンビア代表と対戦予定。森保監督が3月シリーズ第2戦でどのようにタクトを振るうかにも注目が集まる。

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