森保一監督、第2次政権初陣へ“チャレンジ”強調 「思い切ってプレーしてほしい」
24日のウルグアイ戦に向け、前日会見で意気込み
日本代表(FIFAランク20位)の森保一監督は3月23日、キリンチャレンジカップのウルグアイ代表(同16位)戦に向けた前日記者会見に臨み、カタール・ワールドカップ(W杯)後、初の国際親善試合に向けて意気込みを語った。
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カタールW杯でグループリーグ敗退となったウルグアイは、次期監督が決定しておらずマルセロ・ブロリ氏が暫定監督として指揮を執る。カタールW杯グループH最終節のガーナ戦(2-0)後、猛抗議をした結果、GKフェルナンド・ムスレラ、DFホセ・マリア・ヒメネス、DFディエゴ・ゴディン、FWエディンソン・カバーニが出場停止処分を受けており、今回のメンバーからは外れている。
森保監督が率いる日本代表はカタールW杯で、ドイツ代表、スペイン代表と対戦し、W杯優勝経験のある相手にいずれも2-1で勝利して、グループを首位通過した。今回対戦するウルグアイも2度のW杯優勝という実績を誇る南米の強豪だ。
W杯後、最初の試合は、新たなチームの指標を示すものにもなる。森保監督は「まずはホームということで勝利を目指して戦い、選手たちには今、自分たちが持っている個の力、そしてチームとしての戦いのなかで、ベストを尽くして戦ってもらいながら、最高の個のパフォーマンス、チームのパフォーマンスができるように思い切ってプレーしてほしい」と、語った。
そして「カタールW杯までのチームの積み上げ、そして日本サッカーが積み上げてきたことを生かしながらも、これから2026年に向けて我々が何を作っていけるかということ、新しい目標に、新しい大会に向かって、我々がチャレンジをしていくことを選手たちには表現してほしいなと思います」と続けている。
カタールW杯では4バックで試合に入り、3バックへ変更する形が定番となったが、ウルグアイ戦に向けても「最終的には今日の練習を見て決めていきたい」と前置きをしながらも、「4-2-3-1でスタートできたらなと思います。これまで我々がやってきた戦術オプション、試合中の状況によったオプションの積み上げをしっかり持ちながら、これからのことをしっかり作っていけるようにしたい。4-2-3-1がこれからのベースになっていくかどうかも、まずはチャレンジして決めていきたい」と、フォーメーションも明言した。
今回のキリンチャレンジカップで日本は24日に国立競技場でウルグアイと対戦したあと、28日にヨドコウ桜スタジアムでコロンビア代表と対戦する。カタールで実現できなかったW杯8強という目標に向けて再始動する森保ジャパンは、どのような戦いを見せるだろうか。