「姿が見えなかった」と独紙がザンクトパウリ宮市を酷評 ヘルタ戦に先発もチーム最低評価に…

ポカール2回戦で格上ヘルタに0-2で敗戦 原口は出場せず

 ブンデスリーガ2部のザンクトパウリに所属する元日本代表FW宮市亮は、DFBポカール2回戦で日本代表FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと本拠地で対戦し、0-2で敗れた。後半31分までピッチに立った宮市だったがインパクトは残せず、独メディアからはチームワーストタイ評価となり、「姿が見えなかった」と存在感のなさを厳しく指摘された。

 宮市は4-4-2システムの右サイドハーフとして先発出場したが、ブンデス3位の格上ヘルタを前に圧倒され、攻撃で存在感を見せることはできなかった。原口は出番がなかったものの、FWヴァレンティン・シュトッカーとミッチェル・ウェイがゴールを奪い、アウェーに乗り込んだヘルタが快勝した。

 ドイツ地元紙「ハンブルガー・モルゲンポスト」による採点(1が最高、6が最低)で、宮市はチームワーストタイの5点。存在感も薄く、「前半の(モーリス・)リッカへのパス成功を除き、姿が見えなかった」と一刀両断された。

 アーセナルを離れ、ドイツに渡ったスピードスターだが、完全復活への道はまだまだ遠いようだ。先発出場は9月22日の1860ミュンヘン戦以来およそ1カ月ぶりで、今季8試合目の出場だったが、いまだノーゴールが続いている。チームも10試合を消化したブンデスリーガ2部で、18チーム中最下位に沈むなど低迷している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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