プレミア王座奪還へ意気込むベンゲル アーセナル13季ぶり優勝へ「絶好のチャンス」

就任20周年を迎えた名将が好スタートに手応え

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が、今季は無敗優勝を成し遂げた2003-04シーズン以来のリーグ制覇に向けて絶好のチャンスだと息巻いている。英公共放送「BBC」が報じた。

 10月で就任20周年を迎えたフランス人指揮官は、アーセナルで3度のリーグ優勝を果たしている。そこには03-04シーズンの無敗優勝の快挙も含まれるが、それからの12シーズンはタイトルから遠ざかっている。

 今季限りでの退任の可能性も報じられるなか、ベンゲル監督は今季の戦いに手応えを感じている。

「我々はここ5、6年よりも競争力のあるポジションにいる。非常に競争力あるリーグの中でも、優れたチームだと信じている」

 大型補強で話題となったマンチェスター・ユナイテッドやジョゼップ・グアルディオラ監督を招聘したマンチェスター・シティら強力なライバルが鎬を削るなかで、現在は得失点差で劣るものの、首位シティと勝ち点20で並ぶなど好スタートを切った。

 ベンゲル監督は「昨季、レスターは勝ち点81で優勝した。ここまで9試合を終えて勝ち点20、これはリーグ(優勝)が勝ち点82から86で決まるということを意味する」と優勝争いの予測をした。そして、無敗優勝以来のリーグタイトル奪還へ自信をのぞかせている。

 

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