セルティック古橋&旗手選外は「複合的」理由 「違う選手を見たい、試したい」とも言及
今季リーグ戦20得点の古橋、シーズンMVP候補の旗手は選外
日本サッカー協会(JFA)は3月15日、24日にウルグアイ代表(国立競技場)、28日にコロンビア代表(ヨドコウ桜スタジアム)と対戦するキリンチャレンジカップに臨む日本代表メンバー26人を発表した。DF角田涼太朗(横浜F・マリノス)、DFバングーナガンデ佳史扶(FC東京)、DF半田陸(ガンバ大阪)、FW中村敬斗(LASKリンツ)の4人が初選出となった一方、スコットランド1部セルティックのFW古橋亨梧やMF旗手怜央は選外となった。森保一監督はその理由について、「複合的なもの」と語っている。
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森保監督の第2次政権初陣にはMF久保建英(レアル・ソシエダ)らカタールW杯メンバー16人が選出。GK川島永嗣(ストラスブール)、GK権田修一(清水エスパルス)、DF吉田麻也(シャルケ)、DF長友佑都(FC東京)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)、DF谷口彰悟(アル・ラーヤン)、DF山根視来(川崎フロンターレ)、MF柴崎岳(レガネス)、MF南野拓実(ASモナコ)、MF相馬勇紀(カーザ・ピアAC)が外れた。逆に、23歳のDF角田、21歳のDFバングーナガンデ佳史扶、21歳のDF半田、22歳のFW中村の若手4人が初選出となった。
セルティックで今季リーグ戦20得点3アシストを記録している古橋、5得点7アシストを挙げてシーズンMVP候補とも言われる旗手は今回選外。森保監督は「セルティックの試合もすべて見ているし、彼らのプレーもコーチ陣と私で映像視察や、実際にCL(チャンピオンズリーグ)は見に行かせてもらった。彼らのやっていることは見てきていると思うし、結果を出しているところ、チーム内で存在感が現れているところも見ている」と語ったうえで、「複合的な」理由によるものだと説明した。
「そのなかでの招集、これといった絶対的な判断基準がすべてにあるというわけではなく総合的にというところがあるのは理解してほしい。リーグのレベルや置かれている状況もそれぞれに違うこと、いろいろなことを考えの招集。今回、カタールW杯から基本的に選んで、そこにプラスで選んで代表活動をスタートすると考えた。あとは、この1回だけが代表活動ではない。2026年に向けて最強のチームを作るためにベストな活動をする。人を限定ではなく、より広げて見ていく。チームの戦力としては問題なく活動してくれると思うが、違う選手を見たい、試したいというところで招集外になったところもある」
選考はあくまで今回だけのもので、今後の選出の可能性についても森保監督は示唆していた。