“スター軍団”PSGのCL敗退「正直嬉しい」 元英代表が痛烈批判「ムバッペは去るべき」
バイエルンに屈しCLラウンド16で敗退、キャラガー氏がチーム力に見解
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間3月8日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の第2戦でドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに0-2で敗れ、2試合合計スコア0-3で敗退が決まった。解説者の元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は「チームになっていない。ムバッペはこのクラブを去るべきだ」とスター軍団を痛烈に批判した。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
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ホームでの第1戦を0-1で落としたPSG。敵地での逆転に向けて勝利が必須だったが、自慢の攻撃陣はこの日も沈黙。前半38分にはGKヤン・ゾマーのミスをついてMFヴィティーニャが決定機を迎えるも、DFマタイス・デ・リフトの決死のブロックに阻まれて得点は奪えなかった。
すると後半16分にFWエリック・マキシム・シュポ=モティング、そして終了間際の同44分にFWセルジュ・ニャブリにゴールを奪われ、0-2で敗戦。2試合合計スコア0-3と完敗で、2年連続ベスト16敗退となった。
米放送局「CBSスポーツ」で解説を務めたキャラガー氏は「正直に言えば、PSGの敗退は嬉しい」と率直にコメント。資金力を武器にFWリオネル・メッシやFWキリアン・ムバッペらスターを集めるPSGはチームとして機能していないと厳しい視線を向けた。
「(PSGは)チームになっていない。ただの寄せ集めだ。彼らはこの7年間で5度、ベスト16で敗退している。彼らはお金を使い、世界最高の選手たちを集めてきた。そんな彼らが敗退したことは素晴らしいことだ。なぜならチームになることがいかに大切かが証明されているからだ。これはフットボールにとって非常に重要なことだ。個性ある選手たちがいるだけではチームとはいえない。キリアン・ムバッペはこのクラブから去るべきだ」
フランス国内では無類の強さを誇るPSGだが、CLのタイトルには今年も手が届かなかった。キャラガー氏はエースのムバッペはPSGを出て、別のクラブで戦うことを勧めていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)