1試合2発の上田綺世が「同点への望みを絶った」 逆転を呼び込む圧巻プレーに現地紙が賛辞

セラン・ユナイテッド戦で2ゴールを決めた上田綺世【写真:Getty Images】
セラン・ユナイテッド戦で2ゴールを決めた上田綺世【写真:Getty Images】

先制点を献上したセラン・ユナイテッド戦、上田の活躍でセルクル・ブルージュが3-1の逆転勝利

 ベルギー1部セルクル・ブルージュは現地時間3月4日、リーグ第28節でセラン・ユナイテッドと対戦。先発出場した日本代表FW上田綺世が2ゴールの活躍で今季リーグ戦13ゴール目をマークし、3-1の逆転勝利に大きく貢献した。ベルギー紙「Le Soir」は「上田が同点への望みを絶った」と出色のパフォーマンスを称えている。

 開始3分、アウェーのセラン・ユナイテッドに先制ゴールを献上。劣勢のセルクル・ブルージュは前半31分にDFウーゴ・シケのフリーキックから同点に追い付くと、直後の同32分には浮き球のパスに反応した上田が華麗なトラップでボールを収め、見事な逆転ゴールを流し込んだ。

 日本代表ストライカーの勢いは止まらず、後半10分にはスルーパスに抜け出し、豪快な右足シュートでこの日2ゴール目をマーク。1試合2ゴールで3-1の逆転勝利に貢献した上田は、今季リーグ戦13ゴールと記録を伸ばした。

 ベルギー紙「Le Soir」は「上田綺世が空中パスからゴールネットに突き刺した」と同点弾を伝え、さらに「(ケビン・)デンキーが上田に絶妙なスルーパスを送り、上田が2ゴール目をマークし、同点への望みを絶った」と言及している。

 上田ら攻撃陣が躍動したセルクル・ブルージュが見事な逆転勝利を収め、「多くのスペースを与えた相手に対して、セルクル・ブルージュは危険なアクションを繰り返し、苦しめ続けた」と賛辞を送っていた。

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