海外クラブ監督、名門高校・青森山田出身MFを信頼 「リクの計画は長期的なもの」

マザーウェルでプレーする檀崎竜孔【写真:Getty Images】
マザーウェルでプレーする檀崎竜孔【写真:Getty Images】

マザーウェルのケトルウェル監督、今冬加入のMF檀崎竜孔の“構想内”主張

 スコットランド1部マザーウェルを率いるスチュアート・ケトルウェル監督は今年1月に加入したMF檀崎竜孔について「リクの計画は長期のもの。スコットランドのフットボールと文化に慣れる必要がある」と語った。英紙「デイリー・レコード」が報じている。

 22歳の檀崎は高校サッカーの名門・青森山田を卒業後、Jリーグの北海道コンサドーレ札幌やジェフユナイテッド千葉、そしてオーストラリアのブリスベン・ロアーでプレーし、今年1月にマザーウェルに2年半契約で加入。2月1日の第24節セント・ジョンストン戦(0-2)でスコットランドデビューを果たした。

 加入から間もない2月半ばにスティーブン・ハメル前監督が解任となるアクシデントはあったなかで、檀崎は加入からここまでのリーグ戦の3試合とFAカップ1試合の計4試合に出場。フル出場はまだなく、プレー時間はおよそ120分にとどまるなどレギュラー定着に向けてはアピールが必要な状況だが、ケトルウェル監督は自身の構想に檀崎が含まれていることを強調。適応のための時間が必要と語っている。

「リクの計画は長期的なものだ。彼がこれまで経験してきたものとは全く異なるスコットランドのフットボールや文化に慣れる必要がある。彼の仕事ぶりや仕事に対する姿勢は素晴らしいよ。もちろん、彼に適切な機会を与えることが私の仕事だ。彼の契約期間と、契約のために費やされた仕事を見れば、それが長期的な視点で行われたということがよく分かるだろう」

 指揮官は日本からやってきた22歳のMFに大きな期待を寄せているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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