FIFA最優秀選手受賞のメッシ、スピーチ最後に子供へ粋な一言 「さぁ、もう寝なさい!」

最優秀選手賞を受賞したリオネル・メッシ【写真:ロイター】
最優秀選手賞を受賞したリオネル・メッシ【写真:ロイター】

ムバッペ、ベンゼマとの争いを制して最優秀選手へ

 フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間2月27日に行われた国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰式で、最優秀選手賞を受賞した。受賞時のスピーチは、世界最高の選手の父親としての一面があふれるものになった。スペインメディア「Football Espana」が報じている。

 2021年8月から22年のカタール・ワールドカップ(W杯)までの期間が対象とされた今回の授賞式。メッシは、フランス代表FWキリアン・ムバッペ、フランス代表FWカリム・ベンゼマとともに最終候補の3名に残った。それでも、昨年のカタールW杯でアルゼンチン代表を優勝に導いたメッシが最終受賞者となっている。

 受賞したメッシは、「ここに再びいられて、とても光栄に思う。ベンゼマ、キリアンの両者も素晴らしい年を過ごした。これは僕にとっての栄誉だ。僕の同僚に感謝するとともに、(リオネル・)スカローニ監督と僕は彼ら全員を代表して賞を受け取っている。彼ら抜きに、僕たちはここにいることはできなかった。僕たちが成し遂げたことを、改めて認識させてくれるものだ」と、チームメイトたちに感謝の言葉を送った。

 そして1年を振り返り、「僕にとって、クレイジーな年だった。勝つための強い意志を示しながら、多くの戦いを乗り越えて、僕は夢を達成することができた。W杯優勝は、僕のキャリアで最も美しいものだった。多くの人にとって夢だけれど、達成できるのはわずかだ。家族に感謝したいし、アルゼンチンの人々にも感謝したい。この記憶は、永遠に残り続けるだろう」と、コメントした。

 最後に「今もこれを見ている僕の子供たちにキスを送りたい。チアゴ、マテオ、チロ、愛しているよ……さぁ、もう寝なさい!」と、メッシは子供たちにメッセージを送り、スピーチを締めくくった。

 父の7度目となる最優秀選手賞受賞を見守った子供たちは、さぞかし誇らしい気持ちでベッドにもぐりこんだに違いない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング