チェルシーDFリース・ジェームズ、ポッター監督への信頼を強調

　イングランド1部チェルシーは、2月26日のプレミアリーグ第25節でトッテナムとのロンドンダービーに臨んだが、0-2で敗れた。公式戦3連敗となったチェルシーは、グレアム・ポッター監督の去就問題が取り沙汰されているが、イングランド代表DFリース・ジェームズは、指揮官へ信頼を寄せているようだ。英紙「メトロ」が報じている。

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　トッテナムに敗れたチェルシーは、直近の公式戦6試合で未勝利（3分3敗）。ファンからはポッター監督解任を要求する声が増えている。しかし、ジェームズは現指揮官がチームを立て直せる存在だと信じているようだ。

「一夜で何かが変わるわけではない。明日の朝起きて、現在陥っている状況が変わるわけじゃない。僕たちがいるべき場所に戻るには数週間、数か月かかるだろう。だが、僕たちは全員が同じページにいる。一丸となっている。それはポジティブなことだ」

　そして、ポッター監督はチェルシーの指揮官としてふさわしいかと問われると「はい。もちろんだ」と答えた。そして「全員が監督として、どれだけ優れているかを見ている。それは彼がブライトン時代にも見せていて、トップ4に近い位置にいた。彼の能力に疑いはない」と、信頼を口にした。

　さらに「彼は、僕たち選手と似た状況にある。ピッチでプレーしているのは僕たちなんだ。だから、彼が批判を受けるのと同じように、プレーしている選手たちも責任がある。私たちは1つなんだ。言うのは難しいが、僕たちは何もしていないわけではない。すべてを出しているが、現在は単純に結果が正しい方向に向かないんだ。選手が解任をするとか、そういうものではない。僕たちは努力をしているけれど、望む結果が今は得られていないんだ」と、続けた。

　ブライトンが欧州カップ戦出場を争うまでに育てたポッター監督は、果たしてチェルシーにこのままとどまれることができるだろうか。