リバプールは「日本人の有望株を監視すべき」 20歳の大学生MFに英注目「三笘と同じ道」

ブライトンの日本代表MF三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンの日本代表MF三笘薫【写真:ロイター】

明治大2年のU-20日本代表MF熊取谷に熱視線

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫が大卒選手として大ブレイクしたことを受け、現地メディアは“ネクスト三笘”になり得る存在として、20歳の大学生MFに注目。三笘と同じく大学進学後のプロ入りを目指すキャリアを踏まえ「興味深い日本人の有望株を監視すべきだ」と指摘している。

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 三笘は今季、レンタル先のベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズからブライトンへ帰還。プレミア初挑戦ながら堂々たるパフォーマンスで攻撃を牽引してきた。直近のリーグ戦2試合では沈黙したものの、直近の公式戦9試合で5得点と特大なインパクトを残してきた。

 現地ではこれまでマッチアップした相手を翻弄するドリブル技術に賛辞が送られた一方、そのキャリアも注目の的に。川崎フロンターレの下部組織からプロへ上がることを断り、筑波大学へ進学したうえでその後の飛躍へつなげたサクセスストリーが異色と受け止められた。

 三笘の大活躍により日本における大学サッカー界の存在価値が注目を集めるなか、「三笘薫と同じ道を歩んでいる別の興味深い日本人の有望株を監視すべきだ」として、リバプール専門メディア「Liverpool.com」が20歳の大学生MFに注目している。

 同メディアで名前が挙がったのが、明治大学2年のU-20日本代表MF熊取谷一星。静岡の浜松開誠館高から明治大へ進んだ熊取谷は、鋭いドリブル突破からのチャンスメイクが持ち味で、3月1~18日にウズベキスタンで開催されるU-20アジアカップの日本代表メンバーにも選出されている。

 記事では「20歳になったばかりのこの若者は、三笘が通っていた筑波大学と並ぶ国内有数のサッカー大学である明治大学に通っている」と経歴に触れられたうえで、MF守田英正(スポルティング)、MF旗手怜央(セルティック)、MF伊東純也(スタッド・ランス)ら欧州で活躍する大卒の日本代表戦士を引き合いに「それに倣う可能性がある」と指摘された。

 リバプールと言えば、オーストリア1部LASKリンツFW中村敬斗に関心を示し、スカウトを派遣したと現地で報じられ話題に。「最新の日本人スター」として記事で紹介された20歳MFも、U-20アジアカップでの活躍次第で注目度は一気に上昇するかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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