久保建英は「ソシエダの攻撃を昇華させる」 現地記者が3戦連続MOMで惜しみない称賛&相乗効果を指摘

セルタ戦で先制ゴールをアシストした久保建英【写真:Getty Images】
セルタ戦で先制ゴールをアシストした久保建英【写真:Getty Images】

「周りの選手が彼をさらに恐ろしい存在にしている」

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、現地時間2月18日のラ・リーガ第22節セルタ戦(1-1)でスタメン出場し、先制点への見事なアシストを記録した。リーグ戦3試合連続でのマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝いた久保を、現地記者も「創造性と技巧に才能がある」と称賛の言葉を送っている。

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 久保は前半5分、ピッチ中央からのカウンターの場面で寄せてきた相手DFを軽くかわして前進。左のFWミケル・オヤルサバルへ絶妙なスルーパスを送ると、豪快なゴールが決まり早速“先制点アシスト”という結果を手にした。

 守備でも相手の攻撃の芽を摘み、速攻の起点ともなっていた久保。攻撃面でも何度も右サイドから仕掛け、味方へのゴール前へのスルーパスなど調子の良さを窺わせた。

 2度ほどペナルティーエリア内で決定的なチャンスを逃した場面もあったが、後半38分に交代でピッチを退くまで高水準のプレーを見せている。

 MOMを連日獲得している久保に対し、現地のジャーナリストであるデビッド・ティモン氏は「久保は軽快だ。ソシエダの攻撃を乗っ取ることなく昇華させる」とチームにとって大きなメリットであることを指摘すると、「その創造性と技巧に才能がある。周りの選手(オヤルザバル、ブライス、メリノ)が彼をさらに恐ろしい存在にしている」とその相乗効果にも評価を与えている。

 シュートを決め切れない悔しさも残った一閃だったが、現地での評価は未だに高いようだ。

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