「出たての時の酒井宏樹みたい」 元日本代表SBコンビが長友との競争を期待する若手有望株は?

内田篤人氏が安田理大とともに注目の若手SBに言及【写真:(C) DAZN】
内田篤人氏が安田理大とともに注目の若手SBに言及【写真:(C) DAZN】

内田篤人氏と安田理大氏がDFバングーナガンデ佳史扶に注目

 元日本代表サイドバックの内田篤人氏と安田理大氏が、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」内で、間もなく開幕するJリーグの注目サイドバックについて語った。

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 2月17日に開幕するJリーグ。今季のJ1には、カタール・ワールドカップ(W杯)にも出場したDF長友佑都(FC東京)、DF酒井宏樹(浦和)、DF山根視来(川崎F)の3選手を筆頭に、多くの実力あるサイドバック(SB)がいる。かつて日本代表にも選出された2人は、どんな選手に注目をしているのか。

 昨季まで現役でプレーしていた安田氏が挙げたのは、FC東京のDFバングーナガンデ佳史扶だ。ガーナ人の父と日本人の母との間に生まれたバングーナガンデについて、安田氏は「佳史扶は、俺、結構、好きやけどね」と言い、その理由について「去年とかもブラボー先輩(長友佑都)を食ったりしていたし、身体能力もあるし、左利きだし、前への推進力もあるし、フィジカルも強い。出たての時の酒井宏樹みたいな感じ。粗削りだけど身体能力があって、ガンガン行くみたいな感じ。世界とやるならああいう選手だと思います」と、長友を差し置いて左SBでも出場機会を得た21歳について語った。

 日本サッカー協会(JFA)のロールモデルコーチを務める内田氏も、「分かります。国際試合向きなのよ」と同意。そして、「引退して、ロールモデルコーチをさせてもらった時に、今のオリンピック世代、彼の世代のU-20日本代表を見させてもらった。彼は身体も強いし、彼にしかない能力的なものがある。だから、あれが伸びてくれば、すごくいいなと思う。長友さんと競争して、いいところを盗んでほしい」と、期待を込めた。

 安田氏は、「長友さんもベテランやから、いろいろ教えてくれると思うし、長友さんは人間性が二重丸なんで。そういう感じで、どんどんトライしてほしいなと思ったかな」と、まっすぐにカメラを見据えて、FC東京の新旧SB間の交流に期待を込めた。

 チームメイトであり、同じポジションを争うライバルになる長友とバングーナガンデ。開幕戦に向けて、FC東京のSBのポジション争いも注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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