なぜ三笘は「ドリブルの名誉博士」? プレミアでの活躍に海外紙注目「理論を誰よりも知っている」

三笘薫のドリブルにスペイン紙も注目【写真:ロイター】
三笘薫のドリブルにスペイン紙も注目【写真:ロイター】

今季プレミアリーグで15試合に出場して5得点1アシストを記録

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、今季プレミアリーグで15試合に出場して5得点1アシストと存在感を発揮中だ。スペイン紙「マルカ」は「ドリブルの名誉博士・三笘」と銘打ち、代名詞とも言えるドリブルを称えている。

 ブライトンは現地時間2月4日に行われたプレミアリーグ第22節でボーンマスと対戦。相手の守備を崩しきれずにスコアレスの時間が終盤まで続いていたが、後半42分に三笘が左からのクロスにヘディングで合わせて決勝ゴールを奪い、1-0で勝利を収めた。三笘は公式戦3試合連発で今季7点目となった。

 直近7試合で5ゴール、公式戦3試合連発のうち2発はいずれも勝負どころでチームを勝利に導く決勝ゴールとあって三笘の名前は世界に響き渡っている。

 そのなかで、「マルカ」紙は「ドリブルの名誉博士・三笘」と見出しを打ち、三笘が筑波大時代にドリブルの論文を書く際、「相手に重心を変えさせるのが鍵」と結論付けたことを紹介。また、記事によれば、三笘はリーグ戦90分あたりのドリブル成功数(2.47)は、ニューカッスルのフランス人FWアラン・サン=マクシマン(3.52)、ウェストハムのアルジェリア代表FWサイード・ベンラーマ(2.48)についでリーグ3位で、「ドリブル理論を誰よりも知っている」と評価している。

 ロベルト・デ・ゼルビ監督も、「三笘の代わりは難しい。なぜなら彼は常に得点できるからだ」と日本人アタッカーを替えの効かない存在に位置付けており、シーズン後半戦の活躍にも注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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