15日に控えるCLドルトムント戦の招集メンバーを発表

　イングランド1部チェルシーは、現地時間2月15日にUEFAチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16でドイツ1部ボルシア・ドルトムントとアウェーで第1戦を戦う。そのメンバーから、昨年夏に加入した元ガボン代表FWピエール＝エメリク・オーバメヤンが外れた。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。

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　オーバメヤンはスペイン1部FCバルセロナで半年を過ごしたのち、昨夏にチェルシーに移籍。しかし今シーズン、波に乗れないチェルシーで公式戦18試合の出場にとどまっている。

　そんななかチェルシーは、今年1月の移籍市場で8人の新戦力を獲得。特にアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスは、カタール・ワールドカップ（W杯）で優勝に大きく貢献した注目株として、英国史上最高最高額を更新する1億700万ポンド（約170億円）で加入している。

「ESPN」によれば、15日に控えるドルトムント戦には、8人の新戦力のうちフェルナンデス、FWミハイロ・ムドリク、FWジョアン・フェリックスがメンバー入りしたものの、それ以外の5人はメンバー外に。さらにここまで活躍乏しいオーバメヤンも招集外となっているという。

　グレアム・ポッター監督は決断について「厳しい決断ではあったが、私の決断だ。できる限り正直に、そしてうまく選手に伝え、彼が落胆していることを尊重しなければならない」とメンバーから外れた選手へのケアについても語った。

　また報道によると、招集外となったオーバメヤンはメンバーが発表された数時間後の夜にミラノにいる写真をSNSに投稿。撮影時期は明らかになっていないが、ポッター監督はそんなオーバメヤンについてもコメントを残している。

「彼は今日、トレーニングを行った。彼はとてもいいトレーニングをしたし、週末は休みだから月曜日には報告できる。自由な世界だ。ピエールはプロだから難しいとは思わないし、もちろん彼が落胆するのは理解している」

　不遇の時間が続くオーバメヤン。出場機会をもぎ取り、今後のプレーで見返すことはできるだろうか。