マンUにまたも負傷離脱の危機 アルゼンチン代表MFディ・マリアが負傷でレントゲン検査へ

 

ディ・マリアがポルトガル戦でタックルを受けて負傷

 マンチェスター・ユナイテッドに今夏の移籍市場で加入したアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが18日のポルトガルとの国際親善試合で足を打撲し、レントゲン検査を受けることが明らかになった。ESPNが報じている。

 マンチェスター・Uの本拠地オールド・トラッフォードで行われた一戦はポルトガルがアルゼンチンに1-0で勝利。ディ・マリアは同試合の後半16分、今夏のマンチェスター・Uの大補強の影響でスポルティング・リスボンにレンタル移籍していたポルトガル代表MFナニのタックルを受けて負傷した。

 記者会見で、アルゼンチン代表のへラルド・マルティーノ監督は「強烈な一撃を受けたが、重傷ではないと考えている。重い打撲で切り傷もできていたので、経過を見るつもりだ。レントゲン検査も行う予定だが、重傷ではないと考えている」と語っている。具体的な箇所と症状については明らかにされていない。

 また、ディ・マリアは試合後、「これ以上痛みが出ずに週末の試合に出られることを望む」と話している。

 マンチェスター・Uは今回の代表期間中に負傷者が続出。イングランド代表MFマイケル・キャリックは股関節周辺の故障で代表合宿を離脱。守護神のスペイン代表ダビド・デヘアは右手小指脱臼し、オランダ代表MFダレイ・ブリントは膝の靭帯損傷で長期離脱を余儀なくされた。

 守備陣に故障者が相次いでいたが、ここにきて攻撃のキーマン、ディ・マリアにも離脱の可能性が浮上。22日にアーセナル戦を控えるルイス・ファン・ハール監督にとっても悩みの種が増えた形。重傷ではないとされるディ・マリアの状態が気になるところだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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