久保建英が語るソシエダの魅力 鎌田に「似ている」と感じた同僚MFは?「いやらしい所に入ってくるのが上手い」
WOWOWのインタビューに登場
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、チームにアジャストし、ここまで今季公式戦で3得点5アシストをマークしている。自身の好調の影には、チームの躍進も関係しているなか、ソシエダの魅力について久保がインタビューで語っている。
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ラ・リーガ第17節アスレティック・ビルバオとの“バスク・ダービー”では今季3得点目を決め、3-1の勝利に貢献するなどチーム内での信頼も集まってきている久保。配信衛星放送局「WOWOW」の公式YouTubeチャンネルが公開したインタビュー動画に登場し、今季ラ・リーガ上位に食い込むソシエダの強さを明かしている。
久保はチームの強みについて「スタイルが一貫している」点を挙げ、「やっていて楽しいし、見ていても楽しいと思う」と充実したプレーができていると話した。
さらに久保は、ソシエダを支える注目選手を3人挙げている。1人目は久保と同時期加入のMFブライス・メンデス。「鎌田選手に似ているかな」と日本代表MF鎌田大地(フランクフルト)を例に語る久保は、「いやらしい所に入ってくるのが上手い」とその能力を称賛した。
また「足首のしなやかさも抜群で、キックの種類が豊富」とほかの特徴も挙げ、決定力の高さを兼ね備えた同僚MFに賛辞を送っている。
2人目はカンテラ育ちのMFマルティン・スビメンディで、久保とは東京五輪で対戦した仲だ。「結構仲が良い」と話すなか、久保は23歳MFについて「技術が凄く高い」「空中戦の勝率もたぶんリーグでトップ5ぐらいに入っている」と2つの特徴を称えた。
3人目はソシエダのエースFWミケル・オヤルサバルだ。2022年3月に左膝前十字じん帯を断裂する大怪我を負ったオヤルサバルは、同年12月末のラ・リーガ第15節オサスナ戦(2-0)で戦線復帰。そんなエースFWについて久保は「復帰してからあまり一緒にプレーできていない」と語りつつも「とりあえずボールを取られない」とキープ力が大きな武器だと話す。「シュートも上手く、裏抜けの所は凄く参考になるので練習から見ている」と、自身のプレーに還元していると明かした。
後半戦に入るリーグ戦では、チーム内のポジション争いも激化が予想される。そんな状況でも久保は「僕の仕掛けだったりを前半戦に比べて出していこうかなと思います」と冷静だった。