マンチェスター・ユナイテッド戦で加入後初出場、終盤の勝ち越しゴールに関与

　イングランド1部アーセナルは現地時間1月22日、プレミアリーグ第21節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、3-2で勝利した。今冬新加入のベルギー代表MFレアンドロ・トロサールはこの試合で新天地デビュー。勝ち越しゴールに関与するなど存在感を放ったパフォーマンスに、現地ファンも感銘を受けているようだ。

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　公式戦10戦無敗と好調のユナイテッドをホームに迎えた首位アーセナルは、前半17分にイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードに先制点を許すも、同24分にFWエディ・エンケティアが同点ヘッド弾をマーク。後半8分にはイングランド代表MFブカヨ・サカ、2-2に追い付かれて迎えた終盤にはエンケティアがそれぞれ得点し、接戦を制した。

　今冬の移籍市場でブライトンから加入したトロサールはこの試合でベンチ入りすると後半37分、ブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリに代わって投入され、新天地デビュー。同45分に生まれた勝ち越しゴールは、相手を3人引き付けたうえで左サイドのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコにパスを供給した流れで生まれた。

　およそ10分のプレータイムながらも、攻撃の起点となる働きで存在感を放ったトロサール。すでに今季7得点を決めているアタッカーのパフォーマンスには、アーセナルファンも好印象を抱いているようで、英メディア「スポーツ・バイブル」は「トロサールは、多くのアーセナルファンに感銘を与え、28歳のインパクトはすぐに称賛された」とし、ファンの反応に注目している。

　記事によると、SNS上ではポジティブなコメントが相次いでおり「今日出場した時、すでに我々を大いに助けてくれた。彼はとても落ち着いていた」「ついに、私の目に涙を浮かべるほどのインパクトを与えられるサブが誕生した」「完璧なボールキャリアー」との声が上がったという。プレー面の質の高さはブライトン時代にも証明してきただけに、今後のさらなる活躍に期待の眼差しが向けられていた。