浦和は沖縄キャンプ2度目の対外試合で7-0大勝 前進する能力と敵陣での破壊力のハイブリッドを構築

浦和は沖縄国際大とトレーニングマッチを実施【写真:轡田哲朗】
浦和は沖縄国際大とトレーニングマッチを実施【写真:轡田哲朗】

沖縄国際大とトータル120分間の形式で3本実施し、7-0で勝利

 浦和レッズは沖縄県でトレーニングキャンプを実施中の1月21日に、対外試合としては2試合目になる沖縄国際大とトレーニングマッチを実施。トータル120分の変則的な形式で3本行ったゲームは、日本代表DF酒井宏樹の2アシスト、MF大久保智明の2ゴールなどで7-0の大勝だった。

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 浦和はマチェイ・スコルジャ新監督が就任してのキャンプで、1月11日午後からのトレーニングに一度も完全オフの日がない猛練習を積んでいた。この日のゲームは多少の重さは見られたものの、確認してきた高い位置でのボールを奪い返すプレスだけでなく、大きなサイドチェンジを効果的に使う攻撃も見せた。

 特に1本目の5分と9分には、いずれも酒井が攻撃の最終局面に関わって大久保のゴールをアシスト。途中、相手とユニフォームの色が似すぎていて浦和が黒から白にウェアを交換するハプニングはあったものの、2本目には日本で2シーズン目のオランダ人FWアレックス・シャルクや、今季ユースチームから昇格したMF堀内陽太がゴールするなど4得点。3本目には、ロアッソ熊本から加入したFW髙橋利樹がゴールした。

 対戦相手との力関係は考慮すべきであるものの、FW興梠慎三が中央でボールをキープして起点を作るプレーなど、1月15日の沖縄SV戦ではあまり見られなかったような攻撃パターンも増えた。昨季にリカルド・ロドリゲス監督の指揮下で丁寧なビルドアップを見せてきたチームは、スコルジャ監督の下でその前進する能力と敵陣での破壊力のハイブリッドを構築しようとしている。

 連日の激しいトレーニングを積んできたチームは、22日が今キャンプで初のオフに。今後、浦和は大宮アルディージャ、サガン鳥栖といずれも沖縄県でキャンプ中のチームとトレーニングマッチを行い、埼玉に戻る予定になっている。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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