「2022年アジアベストイレブン」に日本から4人選出! W杯で功績上げた各国選手がずらり

アジアベストイレブンに選ばれた4選手とは?【写真:徳原隆元】
アジアベストイレブンに選ばれた4選手とは?【写真:徳原隆元】

権田、吉田、南野、鎌田の4人が選ばれる

 国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)は現地時間1月15日、「2022年アジアベストイレブン」の選手11人を発表。日本からはDF吉田麻也(シャルケ)、MF南野拓実(ASモナコ)ら4人の選手が選出されている。

 カタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表は、ドイツ代表とスペイン代表の強豪を破り2大会連続でベスト16の功績を残した。世界のサッカー統計を行うIFFHSが選出した「2022年アジアベストイレブン」には、そのW杯でもプレーした4人の日本人プレーヤーがランクインしている。

 まずGKで選ばれたのは日本代表のゴールを守った守護神・権田修一(清水エスパルス)。カタール大会では全4試合に出場しゴールマウスを守った。クラブでは昨季、清水の正守護神としてリーグ戦33試合に出場。チームはJ2降格となってしまったが、最後の砦として君臨し続けた。

 最終ラインは3人が選出。イタリア・セリエAのナポリでプレーする韓国代表DFキム・ミンジェ、オーストラリア代表DFアジズ・ベヒッチ(ギレスンスポル)、そして日本代表のキャプテンである吉田の名前が挙がった。

 中盤の4人にはサウジアラビア代表MFサルマン・アルファラジ(アル・ヒラル)、イングランド・プレミアリーグのウォルバーハンプトンでプレーする韓国代表FWファン・ヒチャン、加えて日本の南野とMF鎌田大地(フランクフルト)が並んでいる。

 南野はモナコ移籍後の公式戦で1ゴールにとどまっているものの、リバプール時代のカップ(杯)戦ではゴールを量産。2022年に行われたFA杯の4回戦と5回戦で合わせて3得点を挙げ、チームの優勝に大きな貢献をした。

 鎌田は今シーズンすでに公式戦22試合で12ゴールと爆発。昨シーズンを凌ぐペースで得点を重ねており、ビッグクラブからのオファーの噂も絶えない。

 南野、鎌田はともにW杯では結果を残すのに苦労したが、クラブでの功績やそれまでの代表戦での活躍には際立ったものがあった。

 最前線では、W杯のグループリーグでアルゼンチン代表を下す逆転弾を決めたサウジアラビア代表MFサーレム・アルドサリ(アル・ヒラル)、イラン代表FWメフディ・タレミ(FCポルト)、そして韓国の不動のエースであるFWソン・フンミン(トッテナム)が選ばれた。

 選出された11人は以下のとおり。
※(国籍/所属クラブ)を表記

GK 権田修一(日本/清水エスパルス)
DF キム・ミンジェ(韓国/ナポリ)
DF アジズ・ベヒッチ(オーストラリア/ギレスンスポル)
DF 吉田麻也(日本/シャルケ)
MF サルマン・アルファラジ(サウジアラビア/アル・ヒラル)
MF 鎌田大地(日本/フランクフルト)
MF 南野拓実(日本/ASモナコ)
MF サーレム・アルドサリ(サウジアラビア/アル・ヒラル)
FW ファン・ヒチャン(韓国/ウォルバーハンプトン)
FW メフディ・タレミ(イラン/FCポルト)
FW ソン・フンミン(韓国/トッテナム)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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