ギアクマキスはリーグカップ準決勝で勝利後、インスタグラムに意味深投稿

　スコットランド1部セルティックのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスはJ1浦和レッズへの移籍が噂されている。現地時間1月14日に行われたスコティッシュ・リーグカップ準決勝のキルマーノック戦では日本代表FW前田大然とともにゴールを決めて決勝進出に貢献したが、SNSで移籍をほのめかしていると現地メディアが注目している。

　2020-21シーズンにオランダ1部エールディビジで得点王を獲得した28歳のギアクマキス。今季も公式戦28試合で9得点を挙げているが、ストライカーとしての序列はFW古橋亨梧に次ぐ存在で、先発出場の機会は限られている。今冬はイタリア1部サンプドリアやJ1浦和など複数クラブからの関心が伝えられてきた。去就問題が注目されるなかで行われた14日のリーグカップ準決勝のキルマーノック戦では、後半29分から古橋に代わってピッチに立ち、同アディショナルタイム5分にゴールを決めた。

　セルティックは前田とギアクマキスの得点で勝利を収め、決勝へと駒を進めた。すると試合後、ギアクマキスはインスタグラムで「すべての瞬間を最後のように楽しもう。決勝だ！　素晴らしいサポートをありがとう」とファンへ感謝のメッセージを投稿した。

「最後」という言葉を使っていることもあり、現地メディア「フットボール・スコットランド」は「ギアクマキスが謎めいたSNS投稿でセルティックからの移籍の噂を煽り立てている」とレポート。また、ギアクマキスは試合後にボールパーソンにユニフォームのシャツをプレゼントしており、これも移籍を匂わせる行動だったと注目されている。

　ギリシャ代表FWからのメッセージは、本当にセルティックファンへの別れを意味していたのだろうか。