「どっちなの?」 森保監督が印象に残っていると明かした選手からの問い掛け、その理由は?

森保監督が選手とのエピソードを語った【写真:徳原隆元】
森保監督が選手とのエピソードを語った【写真:徳原隆元】

選手のエピソードを紹介した森保監督、ミスとチャレンジの考え方について言及

 日本サッカー協会(JFA)が主催した指導者向けの研修会「第13回フットボールカンファレンス」2日目が1月15日に行われ、日本代表の森保一監督が登壇。「ミスの考え方」が議題の1つに挙がったなか、森保監督は選手のエピソードを紹介しながら「すごく印象に残ってます」と明かしている。

 プレー中のミスに対する考え方・捉え方が日本と世界では異なる点に話が及び、森保監督は選手のエピソードに言及。選手から「ヨーロッパに行ったらボールを奪いに行けって言われるけど、日本では待てって言われる。どっちなの、森保さん?」という問いかけがあったという。

 森保監督は当時を振り返り、「状況があるけど、まずはボールを奪いに行くこと。そこはもう常に目指しながらやっていこうと。ボールを奪いに行くけど、状況はあるよねっていうこと。優先順位は奪いに行く。でも状況があるから、そこは判断がいるっていうことを言った。ある選手から言われたことはすごく印象に残ってます」と語る。

 そのうえで森保監督は自身も気をつけているという指導のポイントに触れた。

「まずチャレンジが必要。だからこそもし奪えなかったとしても、じゃあ次どうしたらいいかっていうことにつながる。抜かれることをミスという捉え方だけしたら、選手はなかなかチャレンジできないかなっていうところは私自身も気をつけているところ。まず奪いに行く。そこから選手もタイミングを学びますし、我々も次のアプローチにいける」

 具体例として選手のエピソードも交えながらミスに関する考え方を紹介した森保監督は、改めてチャレンジの重要性を説いていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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