セルティック旗手が「魔法アシスト」と現地称賛 右SBへの適応力に高評価「守備センス以上の能力がある」

旗手怜央がハイバーニアン戦でも右SBでスタメン出場【写真:ロイター】
旗手怜央がハイバーニアン戦でも右SBでスタメン出場【写真:ロイター】

ハイバーニアン戦で右SBとしてフル出場、1アシストをマーク

 スコットランド1部セルティックのDF旗手怜央は、現地時間12月28日に行われたスコティッシュ・プレミアシップの第19節ハイバーニアン戦(4-0)でフル出場。2試合連続で右サイドバック(SB)を務めたなか、FW古橋亨梧の得点を演出したアシストシーンを含め、現地メディアからパフォーマンスを高く評価されている。

 旗手はセルティック加入後、主に中盤の一角を務めてきたが、24日に行われたホームでのセント・ジョンストン戦で右SBとして起用されると、前半14分の先制ゴールを含む2ゴールと躍動。中3日で迎えたハイバーニアン戦でも2試合続けて同じポジションを務め、後半19分には鋭い縦パスから古橋のゴールを導いた。

 元々、Jリーグ時代から中盤のほか、攻撃的なポジションやSBへの適応能力を示してきた旗手。チーム事情から右SBを務める状況になっているとはいえ、まずまずの出来に現地メディア「Football Scotland」は「伝統的なフルバックの守備的センスを持っていないかもしれないが、それ以上の能力がある」と称賛。「巧みなスルーパスで魔法のようにアシストした」と、ゴールをお膳立てしたプレーにも賛辞を送っている。

 セルティックの右SBはこれまで、クロアチア代表としてカタール・ワールドカップ(W杯)に出場したDFヨシップ・ユラノビッチらがプレー。W杯で評価を上げたこの本職SBが今後起用される可能性もあるなか、記事では「ディフェンス面で求められることはきちんとこなしていた。彼の読みの良さは、ヒブス(ハイバーニアン)のサイドの選手を黙らせるのに重要な役割を果たし、自然体のように見える瞬間もあった」と指摘。年明け1月2日に行われる宿敵レンジャーズ戦での起用法も注目を集めそうだ。

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