セント・ジョンストン戦で2得点、複数ポジションをこなせる万能性に高評価

　スコットランド1部セルティックのDF旗手怜央は、現地時間12月24日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第18節のセント・ジョンストン戦に右サイドバックとして先発出場。2得点を決め、4-1での勝利に貢献した。現地では旗手を今季ここまでのシーズン最優秀選手として推す声が上がっているようだ。

　昨年の冬の移籍市場でセルティックに加入した旗手。アンジェ・ポステコグルー監督の下で主に中盤の一角を務めてきた。

　そうしたなかでクリスマス・イブに行われたホームでのセント・ジョンストン戦では右サイドバックとして起用されると、前半14分の先制ゴールを含む2ゴール。FW古橋亨梧と2得点競演でチームの勝利に大きく貢献した。複数ポジションをこなせる万能性の高さは現地でも高く評価されている。

　そんな旗手はスコティッシュ・プロフェッショナル・フットボールリーグ（SPFL）が選出する今節のチーム・オブ・ザ・ウィークに名を連ねた。そしてSPFLは25歳の日本人選手を次のように評している。

「ハタテはここまでのプレイヤー・オブ・ザ・シーズン？　4-1でセルティックが快勝したセント・ジョンストン戦では2得点を決めるなどまたもエクセレントな活躍だったので、確かにそれは十分に説得力のある主張だろう」

　ここまで18試合中16試合に出場して計3得点を決めている旗手は、今季のスコットランドリーグで最も活躍している選手として認められているようだ。