セルティック井手口、日本復帰の可能性「驚きではない」 英移籍も“2度目の不遇”で現地見解

セルティックに所属する元日本代表MF井手口陽介【写真:Getty Images】
セルティックに所属する元日本代表MF井手口陽介【写真:Getty Images】

昨季冬の移籍市場でセルティックに加入も本領発揮に至らず…

 スコットランド1部セルティックに所属する元日本代表MF井手口陽介は、冬の移籍市場でクラブを離れることになるようだ。英メディア「HITC」は「リーズを離れた時と似た出発」と、2度目の欧州挑戦もうまくいかなかったことを報じている。

 昨季冬の移籍市場でJ1ガンバ大阪からセルティックに加入した井手口だったが、加入直後の負傷で出遅れると、同じタイミングで加入したFW前田大然、MF旗手怜央が出場時間を増やしていったなかで、プレー機会は限定的だった。本領発揮が期待された今シーズンも、ここまで公式戦での出場はなく、チームの戦力となっていなかった。

 2018-19シーズンに所属したイングランド1部リーズ・ユナイテッドでも、チームの構想外となって出場機会を得られずに退団していたが、英メディア「HITC」は「井手口は有名な緑と白の横縞の姿で見られることは、ほとんどなかった。26歳は今シーズン、トップチームで1分も出場してなく、セルティックで6試合しかプレーしていない。パークヘッドを離れることは少しも驚きではなく、MFにとってはデジャブのように感じるだろう」と伝えた。

 さらに、「セルティックはヨーロッパで成功するための新たなチャンスを与えたが、再びうまくいかなかった。2度目の日本帰還となる。G大阪への復帰は誰にとっても驚きではなく、この先の未来でも英国のクラブが彼の獲得を試みることはないだろう」と、3度目のチャンスが訪れないだろうとした。

 また、記事ではセルティックが横浜F・マリノスのDF岩田智輝の獲得に迫っていることも伝え、「岩田は井手口との入れ替わりになるため、日本人選手の数が6人まで広がることはないようだ」としている。

 20歳でA代表デビューを果たすなど、高い能力を持つ井手口だが、二度目の欧州挑戦も不完全燃焼で終わることとなりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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