補強禁止処分のレアルは着々と主力抱え込み ロナウド、ベイルの“二大エース”と契約延長の模様

現在31歳のロナウドは21年6月まで契約延長とレポート

 レアル・マドリードの二大エース、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとウェールズ代表FWギャレス・ベイルが契約延長にサインしたと、スペイン地元ラジオ局「カデナ・コペ」が報じている。

 レアルは未成年の外国人選手の補強、登録に関するFIFAの規定に抵触。来年1月と来夏の移籍市場における補強禁止処分を科せられており、主力の慰留が最優先事項となっていた。

 31歳のスーパースター、ロナウドは「40歳の時、レアルで引退したい」とかつて希望を明らかにしていたが、2021年6月まで契約延長したとレポートされている。ベイルに関しては契約期間などについて明らかにされていないが、すでにサイン済みで、ともに発表を待つのみとなっているという。

 他にも守護神のコスタリカ代表GKケイラー・ナバスもすでに契約延長でサイン済み。ドイツ代表MFトニ・クロース、ルカ・モドリッチも口頭で契約延長の合意に達しており、今季限りでの退団の可能性が浮上していたポルトガル代表DFぺぺも代表日程終了後に延長交渉となる見込みだという。

 スペイン代表DFダニ・カルバハル、同FWルーカス・バスケス、同MFイスコは今季終了までに契約延長交渉を進める方針のようだ。

 レアルの主力は、ほぼ契約延長となる見込み。豪腕で知られるフロレンティーノ・ペレス会長は補強禁止処分を科せられたなか、現有戦力の抱え込みを水面下で着実に進めているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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