【W杯】メッシ、悲願の初Vへ王手「求めるものに到達した」 準決勝で1G1Aと躍動

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:ロイター】
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:ロイター】

クロアチア代表戦で3-0の勝利に導く活躍

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間12月13日のカタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝、クロアチア代表戦で1ゴール1アシストの活躍。チームを3-0の勝利に導くと、国際映像のインタビューで「これから決勝戦だが、それを楽しみたい」と話した。

 メッシは前半34分に、FWフリアン・アルバレスが獲得したPKを蹴り込んでチームの先制ゴール。そして2-0となっていた後半24分には、右サイドからドリブル突破してアルバレスにアシスト。試合を決定づけるチームの3点目を導き、アルゼンチンが3-0で決勝進出を果たした。

 試合後のメッシは国際映像のインタビューに応じ「今、頭の中に色々なことがよぎっている。自分たちが考えているのは家族やサポーターのこと。とても信じられないほどの試合をしてきた。そして、自分たちが求めるものに到達した。最初から言っているように、とても楽しんでいる。このワールドカップにここまで来たことについて、負けもあったが自分たちを信じて、サポーターも信じてここまで来られた。これから決勝戦だが、それを楽しみたい」と話した。

 アルゼンチンは大会初戦でサウジアラビア代表に1-2の敗戦を喫し、悪い意味で世界を驚かせた。負ければ敗退決定という崖っぷちで迎えた第2戦のメキシコ代表戦でメッシが1ゴール1アシストの活躍を見せて勝利すると、見事にカムバック。そこから勢いに乗りながら勝ち上がってきた。

 メッシは「いつも言っているが、一番大切なのは家族。良い時も辛い時も一緒にいてくれた家族のこと。そしてサポーター、アルゼンチンのすべての人たちと楽しむことができて嬉しい」と話した。アルゼンチンにとって1978年の自国開催、1986年のメキシコW杯に続く3回目、5回連続出場にして最後のW杯と公言しているメッシにとって悲願の初優勝に向け、残すは1試合となった。

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