モウリーニョ監督がベンチ降格のルーニーに断言 「何があってもキャプテン」

公式戦3試合連続でスタメン落ちも、10番への信頼を明かす

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、前節レスター戦(4-1)で今季リーグ戦で初の先発落ちとなったイングランド代表FWウェイン・ルーニーについて、「何があってもキャプテン」と明言。たとえベンチ要員になってもルーニーに絶大な信頼を寄せ、同時にキャプテンシーを求めていることを明かした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

「ウェインはキャプテンだ。何があろうと。ピッチ上でも、ピッチ外でもだ。彼は私のキャプテンで、クラブのキャプテンで、選手のキャプテンなんだ」

 モウリーニョ監督はこう語った。今季不振を極めていたルーニーがスタメンを外されたレスター戦ではチームが躍動。それまでリーグ戦2連敗中と苦しんでいたが、昨季王者を相手に4-1と完勝した。

「キャプテンであることは時に苦しいが、彼は全てのリスペクトとサポートを受けている。彼はマンチェスター・ユナイテッドの男だ。彼は偉大なプロ選手で勝利を求めている。彼はいまだにモチベーションが高いんだ」

 モウリーニョ監督はひたすらルーニーを持ち上げた。勝っているチームは変えられないとばかりに、指揮官は2日のリーグ第7節ストーク戦でも公式戦3試合連続で主将をスタメンから外したが、試合は1-1のドローに。代表ウィーク明けの15日に行われる次節リバプールとの大一番に向けて、モウリーニョ監督がルーニーの処遇についてどのような判断を下すのかが注目される。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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