火花散らした“バトル・オブ・ベルギー” エバートンとC・パレスの同胞エース対決は痛み分けに

ルカク、ベンテケが得点も1-1の引き分け

 30日にプレミアリーグ第7節のエバートン対クリスタル・パレスの一戦が行われ、1-1の引き分けに終わった。この日、両チームのエースを担うベルギー代表FWが躍動し合った。英メディア「BBC」を含む各メディアが報じている。

 前半35分、エバートンはボックス手前右の約20メートルの位置でFKを得ると、FWロメル・ルカクが左足を一閃。スピード、コースともに完璧なシュートがゴール右上に突き刺さった。しかし後半5分に、クリスタル・パレスが反撃。右サイドからのクロスに、FWクリスティアン・ベンテケが相手DFに競り勝ちながらボールをゴール右隅に流し込んだ。試合はそのまま1-1で終了した。

 ルカクは今夏、100億円超の移籍金でのビッグクラブ移籍が騒がれたが最終的には残留を決断。ここまで出場6試合で5ゴールを決め、暫定ながら得点ランキングのトップタイに立ち、プレミア屈指のストライカーであることを証明している。また、今夏にリバプールからクリスタル・パレスに加入したベンテケは、出場5試合で3ゴールを決めるなど、早くも移籍金2700万ポンド(約36億円)に見合う印象的なパフォーマンスを披露している。

 試合後、得点を決めた両者は、互いに同胞のゴールを祝うように力強い握手をした。今季、ベルギー代表の両エースの活躍がプレミアに旋風を巻き起こすかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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