ハリル監督の悩みは深まる一方… 29日ELで長友は4試合連続の先発落ち濃厚 

EL敵地スパルタ・プラハ戦、地元紙は長友をベンチスタートと予想

 インテルの日本代表DF長友佑都が29日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)敵地スパルタ・プラハ戦で4試合連続のスタメン落ちとなる可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。

 長友は、29日に発表された日本代表ワールドカップアジア最終予選、本拠地イラクと敵地オーストラリア戦のメンバーに選出された。だが、15日のEL初戦の本拠地ハポエル・ベアシェバ戦で2失点に絡んで敗れ、よもやの戦犯の一人となった長友はフランク・デブール監督からレギュラーの座をはく奪された。

 ガゼッタ紙の予想したシステムは4-2-3-1。4バックはダンブロージョ、ラノッキア、ムリージョ、ミアング。長友はベンチメンバーに予想されている。

 バヒド・ハリルホジッチ監督は、代表主力の海外組が所属クラブで総崩れとなっている現状について、「本田、岡崎、真司(香川)、清武……。先発じゃないのか、さよならとはいかない。7年、8年と日本に尽くしてきた選手を外せばメンタルが壊れる。信頼を与えるから、ピッチで見せてくれと。それが私のやり方だ」とメンタル状態を考慮し、特別待遇をしていると自ら明かした。

 長友のEL欠場は、ハリル監督の苦悩を一層、深刻化させるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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