前半12分、モラタのゴールでスペイン先制

　森保一監督の率いる日本代表（FIFAランキング24位）は、現地時間12月1日（日本時間2日4時）にカタール・ワールドカップ（W杯）グループE第3戦でスペイン代表（同7位）と対戦。前半12分に失点し、フジテレビで試合解説を務める元日本代表監督の岡田武史氏と元日本代表MF小野伸二（北海道コンサドーレ札幌）が持論を展開している。

　初戦でドイツ代表に2-1と逆転勝利を収めた日本は第2戦ではコスタリカ代表に0-1と敗戦。スペイン戦に敗れると敗退、勝利すれば決勝トーナメント進出、引き分けの場合は同時刻にキックオフされるドイツとコスタリカの試合の結果次第となるなかでスペイン戦を迎えた。

　序盤はいい形で入った日本だったが前半11分にスコアが動く。右サイドから攻め込まれると、DFセサル・アスピリクエタにクロスを放り込まれ、最後はFWアルバロ・モラタにヘディングシュートを叩き込まれた。

　岡田氏は「やっぱりもっと勇敢にいくところも必要かもしれない」と分析。さらに小野も「マークの受け渡し、ボランチの選手が行くのか声がけが大事だった。クロスの精度が高いものがあるので、もっとプレスをかけたほうが良かった」と失点シーンを分析していた。