アーセナル就任20年のベンゲル監督がダービー3発快勝を自画自賛 「前半はほぼ完璧だった」

宿敵チェルシー相手に流麗な連携から前半で勝負を決める

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、記念すべき就任20周年後の初戦となったチェルシーとのロンドン・ダービーに3-0と圧勝。フランスの名将はその戦いぶりを、「ほぼ完璧」と自画自賛している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 2011年からリーグ戦で白星のなかった宿敵を相手に、ガナーズが躍動した。前半11分、相手DFケーヒルの軽率なミスを突いたチリ代表FWサンチェスがインターセプト。そのまま相手GKクルトワとの1対1を迎えると、華麗なループシュートで先制点を奪った。

 満面の笑みでガッツポーズを決めたベンゲル監督に、さらなるゴールラッシュのプレゼントが贈られる。3分後にはMFイウォビ、DFベジェリンとの流麗な連携からFWウォルコットが豪快に追加点。同40分には司令塔のドイツ代表MFエジルが高速カウンターを発動。サンチェスとのコンビで3点目を突き刺した。

 渋面を浮かべるチェルシーの闘将コンテ監督とは対照的にベンゲル監督は笑顔を浮かべ、試合後には喜色をにじませた。

「前半は早いテンポでプレーすることで相手に圧力をかけたかった。パススピードを高めて連動性をとても高めることができた。監督としては、『今日は最高だ』と思えるような瞬間だ」

 

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