判定のサポートや両ベンチのコントロール、交代の管理が主な役割

　カタール・ワールドカップ（Ｗ杯）本大会に審判員として参加している山下良美氏が、現地時間11月23日のベルギー代表とカナダ代表の試合で第四審判を務めると、国際サッカー連盟（FIFA）から発表された。

　山下氏はこのカタールW杯で3人が選ばれた女性レフェリーの1人。グループF組の初戦で、ザンビアのジャニー・シカズウェ主審が裁くゲームで第四審判を務める。同日には日本代表がドイツ代表と大会初戦を迎えるが、山下氏もW杯デビューを果たすことになった。

　第四審判は自身の近くで起きたプレーに対してピッチ上の判定をサポートするほか、両ベンチのコントロールや交代の管理が主な役割になる。交代ボードやアディショナルタイムの掲示の際に、その姿を見ることができるだろう。

　大会中に主審を務めるチャンスに恵まれるかどうかも注目される。