「ルイ・ヴィトン」とのコラボで実現した2人向かい合う姿が話題

　アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、サッカーの1つの時代を切り開いてきたスターだ。SNS上で公開された2人の“ツーショット写真”が「サッカー界を驚かせた」と話題を呼んでいる。

　11月19日に両選手の公式インスタグラムが更新され、同様の1枚の写真がアップされた。鞄の上のマス目でチェスゲームを行い、向かい合うメッシとロナウドの姿に海外でも驚きが広がっている。

　英紙「ザ・ミラー」では「一緒に写った上品な写真でファンを賑わせた」とこの投稿を紹介。同紙によると、フランスの高級ファッションブランド「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」の広告とのコラボで撮影されたものだとのこと。「サッカーファンは品の良さがにじみ出る最新の写真に圧倒されている」と豪華な2ショットを取り上げている。

　記事ではさらに「グレーの丸首ジャンパーに袖を通し、タトゥーを入れたメッシは、バロンドールを7回受賞しており、片手を顎に添えて次の一手を考えている」「一方、5度のバロンドールを受賞しているロナウドは、ネイビーのタートルネックジャンパーを着て、アルゼンチン人にどう対抗するかを考えながら、じっとその様子を見つめている」と2人の経歴とともに写真の様子をレポートした。

英メディア「スポーツ・バイブル」では「メッシとロナウドの写真に隠された意味」と見出しを打ち、カタール・ワールドカップ（W杯）直前の投稿であることを伝え「W杯が入った鞄の上でチェスをするということは、史上最強の座を確固たるものにするための戦いを意味しているのではないか」と考察を広げた。

　SNS上で話題を集めているこの投稿には、「彼らは一緒にスタジオにいたんだ。それは狂気だ！」「史上最高傑作」「なんてかっこいいんだ」「永遠の1枚」とファンから多くの反響が寄せられている。

　現地時間11月20日に開幕を迎えるW杯にも、それぞれの国を背負い出場する予定のメッシとロナウド。メッシは35歳、ロナウドは37歳と、お互い最後の大会となる可能性が高い。最後の決戦の舞台で、両者が対峙する未来はあるのだろうか。