ブラジル五輪代表CBの争奪戦が勃発! ミランに加えてPSG、ナポリも参戦か

逸材ながら移籍金は“格安”の18億円前後からスタート

 冬の移籍市場でACミランが獲得を目指しているブラジル五輪代表DFロドリゴ・カイオが、ナポリとパリ・サンジェルマン(PSG)も興味を示しており、争奪戦の様相を呈しているという。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、チームの将来を担うセンターバックとしてカイオの獲得をリクエストしているという。クラブもそれに応え、1月の移籍市場での獲得を目指してきたものの、他の強豪クラブも争奪戦に参戦したという。

 まずPSGは、ブラジル代表DFダビド・ルイスが移籍市場の最終盤でチェルシーへ移籍したため、センターバックは想定より1枚少ない状態でシーズンを戦っている。そのため、ウナイ・エメリ監督は自らの獲得リストの最上位にカイオを浮上させているという。一方のナポリも現有のセンターバックコンビにマウリツィオ・サッリ監督が納得しておらず、カイオ獲得へターゲットを定めたとしている。

 サンパウロに対する移籍金は1500万ユーロ(約18億円)付近からスタートと、現在の評判にしては格安ということもあり、激しい争奪戦が予想されている。若きDFの新天地はフランスかイタリアか、どのような結末を迎えるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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