英紙がプレミア走行距離ランキングを発表 明暗分かれたビッグクラブ、王者レスターは…

1位はリバプール、最下位はマンU

 名手、名将を揃えた白熱のプレミアリーグは開幕から早くも5試合を消化。英紙「デイリー・ミラー」では、今季におけるここまでのプレミア勢の走行距離をランキング形式で発表した。

 首位に立ったのは現在リーグ戦6位のリバプール。走行距離は581.6km。格下バーンリー相手に不覚を取ったものの、強豪アーセナル、チェルシー、昨季王者のレスターを撃破し、これまで以上の力強さを示している。走行距離でトップに輝いたのも、昨季途中から就任したユルゲン・クロップ監督の掲げる「ゲーゲン・プレス」がチームに浸透してきた証だろう。

 2位はマンチェスター・シティ。走行距離は570.7km。ジョゼップ・グアルディオラ監督の就任1年目のシーズンだが、開幕から5連勝と早くも圧倒的な強さを見せつけている。3位には565.9kmのトットナムが入った。4位にはバーンリー(563.9km)、5位にはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(562.9km)と意外な伏兵がランクインしている。

 そして最下位に沈んだのが、マンチェスター・ユナイテッド。走行距離は526.6kmで、1位とは55kmもの差が生じている。ジョゼ・モウリーニョ新体制の下、リーグ開幕から3連勝を飾っていたが、第4節の「マンチェスター・ダービー」で敗戦を喫すると、そこからまさかの公式戦3連敗。大型補強を敢行しながらも不甲斐ない成績に陥っていることもあり、風当たりは厳しくなる一方だが、「走っていない」という事実が、さらなる批判を呼び起こすことになるかもしれない。

 

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