C・ロナウド、マンU指揮官への批判を“大胆告白” クラブの現体制にも苦言「何の進化も見られない」

マンUのクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
マンUのクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

現地のインタビューで堂々と自身の心境を語る

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWのクリスティアーノ・ロナウドが、今季からチームを率いるエリック・テン・ハフ監督について「私のことをリスペクトしてないから、私も彼をリスペクトしていない」と大胆告白した。

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 ロナウドは今季開幕前には去就問題が過熱。シーズンが始まってからも、10月のプレミアリーグ第12節トッテナム戦で試合終了前にベンチからロッカールームに引き揚げる行為で非難されるなどメディアを賑わせていた。

 未だに移籍の噂もたえないなか、ロナウドは英紙「ザ・サン」のピアース・モーガン氏とのインタビューで大胆告白をしている。

 それによれば、ロナウドはクラブから「裏切られた」と感じており、クラブから浮いた存在の“黒い羊”として扱われていることに不満を持っているという。そして今やクラブから追い出されようとしているという。
 
 さらにロナウドは昨季チームを率いたラルフ・ラングニック前監督と今季からチームを率いるテン・ハフ監督の2人については次のように語っている。

「(ラングニックは)監督ですらないのになぜマンチェスター・ユナイテッドのボスになれるんだ?彼のことは聞いたこともなかった。(テン・ハフについて)私は彼をリスペクトしていない。なぜなら彼が私のことをリスペクトしていないからだ」

 そして、ロナウドは「サー・アレックス(・ファーガソン元監督)が去ってから、何の進化も見られない。何も変わっていなかった」とクラブの現状を批判。「ピカソが言ったように、再建するためにはまずは破壊しなければいけない」と続けた。「マンチェスター・ユナイテッドのことは大好きで、ファンのことも好きだ」とクラブへの愛情は持ち続けているとしたうえで、「違うことをするには多くのことを変えなければいけない」と変化を求めた。

 現所属クラブや監督について公に批判する異例の行動に出たロナウド。チームでの居場所を失うことにもつながりかねない大胆発言は、今後さらに物議を醸すことになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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