「PSGにはおかしなことが多い」 オーバメヤンが暴露したCL優勝に届かない金満クラブの拙い手口とは

「彼らにはスポーツディレクターが不足している」

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのエースFWピエール=エメリク・オーバメヤンが、フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)からオファーを受けている事実とともに、オイルマネーの強豪の拙い勧誘策について暴露している。フランスラジオ局「RMC」が報じた。

 オーバメヤンは「パリ・サンジェルマンは僕のことを数年にわたって追いかけているよ」と、常に興味を持って獲得を狙ってきたチームであることを明かしている。しかし、「これは、僕の父から聞いた話だ」として、その交渉術を一刀両断する。

「僕の父は、いつもパリとの交渉はすごく短い時間で終わらせている。そこには、おかしなことが多いんだ。最初の年は、すでにドルトムントが僕の移籍に対して扉を閉じた後に、ドルトムントに直接話を持って行って、その後に父のところに話が来た。毎回、ちょっとずつタイミングがズレているんだよ。最後の年は、ドルトムントに対しての移籍金だけが問題だったけど、交渉は数日間で終わった。おそらく、彼らにはスポーツディレクターが不足しているのではないか」

 ドルトムントのエースは、今夏の移籍市場では移籍金次第でパリ行きを決断する可能性があったことを語った。その一方で、PSGはドルトムントに対して移籍金の交渉をあっさりと諦めてしまったようだ。

 

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