「ESPN」英国版がアジアの注目選手10人を列挙

　日本代表も出場するカタール・ワールドカップ（W杯）は、11月20日に開幕する。4年に1度のビッグトーナメントが目前に迫るなか、海外メディアは日本代表の“注目選手”を紹介している。

　7度目のW杯出場となる日本は、グループEでドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表と同居。W杯優勝経験国のドイツとスペインが存在することから、厳しい戦いが予想されている。

　そのなかでスポーツサイト「ESPN」英国版は「輝く準備はできている：W杯を照らすであろう10人のアジア人スターたち」と見出しを打ち、オーストラリアを除くアジアから出場する5か国に注目。「W杯において、アジア人のスターが不足したことはない」として、カタールの地で活躍が期待される選手たちを列挙した。

　日本から名前を挙げられたのは、アーセナルのDF冨安健洋とフランクフルトのMF鎌田大地だ。いずれも欧州のトップリーグで存在感を発揮しており、W杯でも日本の主力として各ポジションを支える活躍が期待されている。

　冨安については「日本人選手が欧州リーグで活躍することはもはや珍しくないが、プレミアリーグで爪痕を残す選手は一握りだった。冨安はそれを変えようとしている」と紹介。「日本代表では吉田麻也とセンターバック（CB）でコンビを組み、サムライブルーの守備を支えるだけでなく、攻撃の組み立てにも後方から貢献している」とした。

　また、記事ではFW陣の代表としての得点数が少ないことにも触れつつ、「今シーズンの鎌田大地が見せているフォームがあれば、サムライブルーに生粋のストライカーは必要ないかもしれない」と指摘。「ダイナミックなプレーによって、W杯では中立的なファンの目を釘付けにするだろう」と称賛している。

　
「EPSN」が挙げた「アジアのスター10人」は以下の通り。

冨安健洋（日本）
鎌田大地（日本）
アルモエズ・アリ（カタール）
アブドゥルカリム・ハサン（カタール）
メフディ・タレミ（イラン）
アリ・レザ・ビランヴァンド（イラン）
サルマン・アル・ファラジュ（サウジアラビア）
サレム・アル・ドサリ（サウジアラビア）
キム・ミンジェ（韓国）
ソン・フンミン（韓国）