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“レスターのカンテ“と”チェルシーのカンテ”の違いは? データで見るプレースタイルの変化
不動のダイナモが今季チェルシーに移籍
チェルシーのMFエンゴロ・カンテが、昨季まで所属していた古巣レスターとは異なった役割を担っていることを、英メディア「スカイ・スポーツ」が特集している。
カンテは今季レスターから3200万ポンド(約44億円)でチェルシーに移籍。圧倒的な運動量を誇るカンテは、レスターで広範囲のスペースをカバー。相手の攻撃の芽を摘み、レスターの手堅い守備の中心として“奇跡”と呼ばれた昨季プレミアリーグ制覇に貢献した。
絶対的な存在だったダイナモを引き抜かれた今季のレスターは、守備網に綻びが生じており、ここまでのリーグ戦5試合で7失点とその穴を埋め切れずにいる。一方、チェルシーでも主力として開幕から先発の座を射止めているが、その役割はレスターでのものとは若干異なっている
同記事ではカンテのプレースタイルの変化を分析するデータとして、ピッチを縦横3分割に切り分け、9つのエリアのプレー比率を算出。昨季のレスターではピッチを縦方向に区切った際の中間のゾーン、いわゆる「ミドルサード」でのプレー割合が、両サイドと中央の3エリアを合わせて55.9%となり、まさに中盤の要として、センターサークル付近を主戦場にしていたことが立証された。
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