川崎、MF脇坂泰斗での豪快ミドルで先制 “多摩川クラシコ”で強烈な一撃…逆転優勝を狙う

先制点を決めた川崎MF脇坂泰斗【写真:小林 靖】
先制点を決めた川崎MF脇坂泰斗【写真:小林 靖】

逆転優勝へ勝利が絶対条件のなか、幸先いいスタート

 川崎フロンターレは11月1日、J1リーグ最終節でFC東京との“多摩川クラシコ”を迎えた。2位の川崎は、逆転優勝へ勝利が絶対条件のなか、前半19分にMF脇坂泰斗のミドルシュートが決まり先制に成功している。

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 首位の横浜F・マリノスを勝ち点「2」の差で追う川崎は、最終節で逆転優勝を狙う。すると前半19分、前線の左でボールを奪うと、FWマルシーニョから中央の脇坂へ。ワントラップから右足を豪快に不利抜き、強烈な一撃がFC東京の守護神ヤクブ・スウォビィクの牙城を崩した。

 しかし前半29分、スルーパスに反応して抜け出したFC東京FWアダイウトンに対し、GKチョン・ソンリョンがペナルティエリア外でタックルを仕掛けて倒してしまい、DOGSO(通称ドグソ/Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity/決定的な得点機会の阻止)の判定で一発退場に。川崎はリードした状態ではあるが、1人少ない状況で残り時間を戦うこととなった。

 一方、同時刻キックオフのヴィッセル神戸と対戦している横浜FMは、前半26分にFWエウベルのゴールで先制も、同アディショナルタイムに神戸MF武藤嘉紀にヘディングで決められ1-1のドローでハーフタイムを迎えている。

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