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原口のW杯メンバー落選、ドイツメディアも驚き 「非常に意外」「夢は打ち砕かれた」
前回大会での活躍に触れつつ、日本代表のW杯メンバー“不在”に言及
日本代表の森保一監督は11月1日、今月20日に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)に向けた日本代表メンバー26名を発表。FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)、FW古橋亨梧(セルティック)に加え、ロシアW杯のベルギー戦でゴールを決めるなど活躍してきたMF原口元気(ウニオン・ベルリン)も選外になった一報は、ドイツ地元紙「Berliner Kurier」でも「原口元気のカタールへの夢は打ち砕かれた」と驚きを持って伝えられている。
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原口は2014年にJ1浦和レッズから海外へと渡り、ドイツ1部ヘルタ・ベルリンに完全移籍。その後、デュッセルドルフ、ハノーファーと渡り歩き、21年7月にフリーでウニオン・ベルリンへ。昨シーズンはリーグ戦30試合2ゴールを挙げたなかで、今季はここまでリーグ戦6試合に出場するもノーゴールとなっている。
そんななか、今月1日に発表された日本代表のカタールW杯メンバー26名から落選。日本国内で大きな話題となった一報は、ベルリンの地元紙「Berliner Kurier」でも注目され「サヨナラ、ワールドカップ! 原口元気のカタールへの夢は打ち砕かれた」と大々的に取り上げている。
記事では「1年余り前、原口は日本代表のキャプテンを務め、W杯予選のあらゆる試合で、ジョーカーとして代役を務め、毎試合メンバー入りしていた」「森保監督が、この快活なペースメーカーをカタールに連れて行かないというのは、非常に意外」と驚きを持って伝えられている。
さらに「前回のW杯(18年ロシア大会)で活躍し、グループリーグ3試合中2試合と、ベスト16のベルギー戦(2-3)で日本のスターティングイレブンにまで入った原口に、森保監督が頼ることはない」と、今大会の不在を嘆いた。
そのうえで、選出された26人のメンバーに視点を移し、「原口を欠いても、26人のサムライブルーのメンバーには8人のブンデスリーガーが含まれている」と同リーグに所属する8人(堂安律、鎌田大地、浅野拓磨、遠藤航、伊藤洋輝、板倉滉、吉田麻也、田中碧)を紹介。「元ブンデスリーガーのプロフェッショナル、大迫勇也も意外にも不在。現在32歳の彼は昨年からはヴィッセル神戸でプレーしており、日本ではヒーロー的存在だ」と伝えていた。